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お知らせ
皆様、令和6年、あけましておめでとうございます。新しい年の幕開けでございます。
初春のお祝いから始めたいところなのですが、新年早々、能登半島での震度7の地震・津波が発生しました。そして翌日には羽田空港で海上保安庁機と民間機が接触事故を起こすという大惨事と続きました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りをし、また被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
地震災害、土砂災害や豪雨等、日本ではいつどこで災害が発生するかわかりません。地震により家屋や建物が倒壊した現場では生活の基盤となる家屋を一瞬にして「ドドーン!」と激しい縦揺れが起きるのとほぼ同時に大きな横揺れが続き、家が倒壊するまでの時間はわずか「5~7秒」。つまり、震源近くであれば緊急地震速報も間に合わないスピードで襲いかかってくるのだと大災害の恐ろしさ地震の怖さを改めて考えました。過去の大災害から得られた教訓を考えたい、災害時にトラブルはつきものだが何が奏功し、どのような課題があったのだろうか、と常に建物を造るものとしてより一層しっかりした建物のご提供を本年も考え続け造り続ける一心でおります。
【お客様の困り事をいち早く支援できる災害に負けない企業を目指します】
お客様が必要としているものは絶対に建物が被災しないという頑丈な建物だけではなくそれよりむしろ被災時でもすぐに駆け付けてくれ、様々な相談に乗ってくれる地域密着の信頼していただける企業を目指します。
当社は1988年から太陽エネルギーを活用した「OMソーラー」を組み合わせた省エネ住宅を手がけています。コロナ禍からウッドショック、建築資材の高騰などと、家づくりを巡る状況は5年前と大きく変わり、特に主な資源を輸入に頼る日本では、エネルギー問題に目を向けるお客さまが増えていると感じております。
昨年は今までの事務所の隣に「住まいづくりの学習棟」として、当社の家づくりや素材を確かめられる新事務所を建設しました。新しい事務所の近くには、無垢(むく)材や自然素材を使用する当社の家づくりや住み心地が体感できるモデルハウスがあります。
太陽熱とヒートポンプを利用し、暖房、冷房、給湯、熱交換換気を1台で完結する省エネシステム「OMX」仕様と、熱交換の原理を生かした全館空調で自然な空気の流れを生み出す快適な「パッシブエアコン」仕様の2棟です。核家族化の進んだ現代にマッチした広さで、空間の広がりや木の温もりが体感できます。当社分譲地に建っていますので、土地選びの参考にもなります。
当社は創業77年を迎え、昔からのお客さまの依頼を受けて、ライフスタイルの変化に合わせたリフォームやリノベーションを手がける機会が多くなりました。こうした機会は職人の考える力を育てる経験にもつながっていると感じています。古い住宅を省エネ性能が高い住宅にリノベーションすることも可能です。これからもお客さまの住み方の変化に対して、快適さをご提案していきたいと考えております。
昨年は、新たなオフィスや見学会イベントなどでOB様やお客様とお会いする機会があり、たくさんの地域の方々に支えられて今日の私たちがあることを改めて実感した一年でありました。田村建設スタッフ一同、皆様に心より感謝申し上げます。
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